Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
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 WALTHER PPK/S 9mm kurz/380ACP
 アメリカ製のPPK/S
 今回はまあそれほど珍しくもありませんが、ワルサーPPK/Sを紹介したいと思います。 このガンは確か私がアメリカに来て2番目に買ったガン(?)だったと思います。 買ったというのはちょっと正確ではなく私の奥さんの誕生日に護身用にと買ってあげたというのが本当のところです。 が、これは9mmクルツ(380ACP)口径でストレート・ブローバックのガンなので、リコイルスプリングが強く、なんとスライドが引けない!ということが発覚しまして女性の護身用には向かない!という落ちになってしまったという経緯のガンです。(笑)


いつものように左側面


右側面


元箱です!


中はこんな感じ?
 このガンはドイツ製ではなくアメリカのインターアームズ社でライセンス生産されたメイド・イン・USA なのです。 確かガン誌でステンレスのモデルがタークさんによってレポートされ、アメリカ製にしてはなかなか出来が良いと紹介されていたのでPPK/S を選んだのでした。 当時(20年ぐらい前?)はまだPPKはアメリカで生産されておらず、PPK/S かTPH のチョイスでドイツ製にはないステンレスモデルがラインナップにありました。 PPK がなぜアメリカに輸入できなくなったかは皆さんご存知だと思うのでここでは書きませんが、PPK より装弾数が多く、握ったときのグリップのサイズもちょうどいいのでPPK/S は私のお気に入りです。 取説にはPPK が載っているのですけどね! 日本でもなぜかPPK/S ばかりがモデルアップされPPK は最近になってやっとモデルアップされたのですよね。 今はS&W がワルサーを作っているのですが、あの後端が伸びてビーバーテールになっている姿はバランスが崩れていてちょっと興ざめしてしまいます。


スライドの刻印


ワルサーのバナー! アメリカ製です。


あの派手なマークはまだ付いていません。


フレームとスライドにシリアルナンバー


サイトにはホワイト・ドット


トリガーのグルーブ
 私がはじめてモデルガンを買ったのはコモダ(?)のスライドアクションPPKでした。(値段的に手が届くのがそれしかなかったので!笑) やはり実銃のPPKもずっと気になっていて(トラウマ?いや違うな!)いつかは手にしたいガンでした。 ブルーのかかり具合もきれいでモデルガンと違ってエッジが立っていてやはりモデルガンとは違うなあ!と当時は思ったものです。 最近はモデルガンやエアーガンの出来がいいので実銃を持つとモデルガンにそっくり!と思ってしまいますけど!(笑)


ローディング・インディケーターも付いています!


エジェクターがスライドストップを兼ねています。


ワルサー・バナーと380ACPの刻印


反対側には9mm クルツの刻印
 シューティング・レンジでの事故!
 このPPK/Sは以前ぶっ壊れたことがあります。 いとことファイアリング・ラインというインドアレンジへPPKなどを持っていってシューティングしていた時の事です。 いとこがPPK/Sを撃っていたのですが、珍しくガンがジャムしたのです。 PPK/Sは調子の良いガンでジャムなど経験したことがなかったのですがスライドが下がりきらずケースがエジェクションポートに引っかかりました。 ふつうインドアレンジではガンがジャムしたらレンタルガンの場合、レンジの人に知らせるようにとなっていますが、自分のガンなのでケースをクリアして従兄に渡しました。 そして次弾を発射したら今度はスライドが後ろに下がったままになってしまいました。 ありゃりゃ、今度は装弾不良かしらん?と思って見たら弾は別に引っかかっていません。 そこでマガジンを抜いたらスライドストップがかかっていないのに前に戻りません。 よく見たらなんとバレルが途中で膨らんでスライドが前に行かなくなっているではありませんか!(驚)


スライドを引いたところ


こんな感じでバレルの途中が膨れました!
 何が起こったかというと最初、ジャムした時は弾に火薬が入っていなかったのです。 これはいわゆるパウダーの入れ忘れで、プライマーの火薬のプレッシャーだけで弾頭がケースから飛び出てバレルのライフリングに食い込んで途中で停弾したわけです。 もちろん火薬量が少ないのでジャムするわけです。 自分で撃っていれば反動が軽いのでわかるのですが従兄が撃っていた上に私も経験がなかったのでそのまま撃たせてしまいました。 それに気付かず次弾を撃つと弾頭はとまっている弾を押し出すわけですが、異常に圧力が上がってバレルが膨れ上がったわけです。弾の種類によってはバレルが吹き飛ぶこともあるわけで、さいわい従兄に怪我はありませんでした。 使用していたのはレンジのリロード弾だったので、従兄と私はレンジのオーナーのところへ行き事情を説明しました。 従兄はハーフなのですが、小さいときからアメリカにいるので(考え方はアメリカ人!)躊躇なく弁償を求めました!(笑) レンジのオーナーはしぶしぶ(?)ガンの修理をO.K.してくれたというわけです。 PPK/Sは2ヶ月ほどしてバレルや内部パーツを交換されて戻ってきました。 ワルサー社へ送ったのかどこかのガンスミスに頼んだのかはわかりませんが、戻ってきたガンのスライド先端に少しひびが入っているのを見つけました。 バレルが膨れているのに無理やりスライドが下がったからでしょうか? これは文句を言った方が良いのかどうか迷いましたが危険ではないので今もそのままになっています。(笑)


少しひびが入っているのが見えますでしょうか?
 そんなことがあってから自分のガンを撃つ時はリロード弾を使わないようになりました。 その後レンタルガンで射撃をしている時に2度ほど同じ経験をしました。 自分で撃っていると反動が軽いのですぐ気が付きます。 そういう時はバレルの先端からドライバーを突っ込んで弾をたたき出すのです!(笑)
 PPK と言えば007!?


PP のバレルを付けてみました!


サプレッサーを付けたい?
 このPPK/Sはご覧のとおりバレルを交換してあります。 ワルサーPP のバレルをオーダーしてピンを抜いて交換しました。 先端はダイスでネジを切ってあります。 なぜって? もちろんサプレッサーをつけるためですよ!(笑) 22口径のバレルだと肉厚があるので内側を広げてネジを切るということも出来るのですが、(モデルガンのようにねじ込める?)380ACPのバレルは肉厚が薄いのでそのうち他ので試してみようと思っています。 しかし、サプレッサーもマシンガンと同じく別に登録して所持許可を取らなければならないのでここにあるのはダミーのサプレッサーですけどね! けど気分は007になれますよ!(笑) 007はダニエル・クレイグになってからP-99からPPKにやっとなったという感じですが、P-99になる前はPPK/Sが一時期使われていましたね。(ロジャー・ムーアのころ?間違っていたらごめんなさい!汗) ガン誌レポーターの諸星さんにサプレッサー付きを見せていただいてからサプレッサーはちょっと気になっていてラスベガスのガンショーでワルサーP-22のサプレッサー付が900ドルで売っていたのでう〜んと唸ってしまったのですが、手元に来るまで何ヶ月もかかるのでそのときは断念しました。(持ち合わせがなかったし、、。笑)


モデルガンとツーショット! サプレッサーを付けると絵になりますねえ!
 たくさんのメカが詰まっている!


バラしてみました!


中の右側にあるのがブロックです!
 タニオアクション(スライドアクション)のPPK しか知らなかった世代の私にはこの小さなガンの中にダブルアクションのメカが詰まっていること自体すごいことでした。 それにローディング・インジケーターも付いているし当時のドイツの技術力はすごいと感じます。 実はこのPPK/S にはセフティーメカがもう1つ追加されているのですよ! この小さなフレームにもう1つのメカが入っているとは私も分解するまで気が付きませんでした。 それはS&W のリボルバーのようにトリガーを引いている時かハンマーを起こしている時以外はハンマーがファイアリング・ピンに届かないようにハンマーブロックが内装されているのです。 このハンマーブロックはシアと連動していてトリガーを引くとシアーは回転して上へ上がってきます。 それと同時にハンマーブロックをハンマーの中間部分の窪んでいる位置まで押し上げハンマーをブロックしなくなります。 セフティーはファイアリング・ピンをブロックしますが、セフティーをオンにしなくてもハンマー側から落としたときに引き金を引いた状態でない限りはハンマーはピンに接触しないので暴発が防げるというわけです。


このパーツがそうです!


この小さなパーツが安全度を高めています。


側面の穴から少し見えています。


トリガー、トリガーバー、シアーの関係


ファイアリング・ピンが下から見えています。


スライドの中のパーツ


各ピンには段や筋が入っていて抜けないようになっています。


あ、あまりきれいじゃあないなあ!
 やっぱり鉄と木のコンビネーション!
 ブルーのガンにはやはり木グリをつけたくなるのですが(笑)このグリップは確かガンショーで見つけた物です。 このグリップをつけるとなかなか温かみが増すでしょう?(ってわけがわからんですが!笑) ホルスターもガンショーで見つけたビアンキの#19 CLです。(今は絶版?) ビアンキのはPPと共用なのでバレルが少し長くても使用できるというわけです。 


なかなか握りやすいですよ!


色合いは気に入ってます。


検品落ちのをガンショーで買いました!


PP と兼用です。
 今回はワルサーPPK/Sを取り上げてみましたがいかがだったでしょうか? そんなに珍しくはないですけど私の好きなガンの1つでして、はじめて買ったモデルガンの思い出とともに強く印象に残っているガンでした。

 PPKのモデルガンが最初という方ももしかしたらおられるんではと思いましたが(私だけか?爆)楽しんでいただけたでしょうか?(笑) ゲストのMGC PPKもせっかくなのでToy Gun Boxで紹介しますね。


                                                12/7/2010
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