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切り詰めガバメントの元祖?! |
コンパクト45オートの先駆者といえばやはりデトニクスだと思います。 なんと1976年ごろに発表されたのですが、当初はあまり売れなかったようです。 しかし1984年から始まったTVシリーズのマイアミ・バイスで主人公のソニーがデトニクス・コンバット・マスターをアンクル・ホルスターに入れてバックアップ・ガンとして使用したので有名になりブレイクしたと言う経緯があります。 あのアンクル・ホルスターはビアンキ・デザインだそうですが、まだデトニクスがそんなに話題にならなかった1979年ごろ、ジョン・ビアンキ氏をデトニクス社の創立者の一人がコンバット・マスターのこれからについて議論したくて訪ねてきたそうです。 |
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彼は、コンバット・マスターのデザインについて何か改良の余地は無いか聞かせてくれということだったそうです。 ビアンキ氏は 「アンビセフティーは必要不可欠!マガジンを入れるところは角を落として広くし、グリップ・セフティーは手を加えたほうが良いな。 コンバット・ラバーグリップを着けてバック・ストラップはチェッカーなどするなりしてグリッピングを良くしたほうがいいだろう。 エジェクション・ポートはカットを広げて最後にハンマー・スパーを短くするように付け加えたよ!」 |

"Custom Built For John E. Bianchi" |

フレームにある Combat Master の文字 |
半年ぐらいたった頃、「ビアンキ氏のためのガンが出来上がったので送ります。 気に入ってくれると良いのですが!」 と連絡がありました。 送られてきたガンは、ビアンキ氏のアドバイスを全部取り入れられていました。 そのJEB-1
コンバット・マスターと名づけられたガンは、30年以上たった今でも45口径の割にリコイルはひどくなくトリガー・プルはファクトリーそのままでも問題なくタイトなスライド等、今でもお気に入りの1丁だそうです。 |
今でもデトニクスのデザインは最新のコンパクト45オートに全然引けをとらない魅力的なものですね。
American
Rifleman 誌より
3/29/2011 |
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