Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
Front page Gun box Goods From Magazine Others Links Contact
 COBRA (1986)
 

 今回のお題は言わずと知れたスタローンのコブラです。コブラと言えばゴールドカップの9mm盤でコブラの絵がついたアイボリーグリップと言うことになっていますが、以前このコブラのガンについてホームページのお客さんに質問されたことがあり今までちゃんと詳細まで紹介されたことがないということで調べてみたんです。

 9mmのゴールドカップ?

 あれ? ゴールドカップに9mmなんてあったっけ? 

ゴールドカップ ナショナルマッチは1957年から生産がスタートして45ACPのターゲットピストルとして登場しました。スライドは肉抜きされて軽量化され円錐状になったリコイルスプリングキャップとバレルブッシング、リブのついたスライドにアクロサイト、斜めのスライドセレーション幅広の軽量トリガーと言った普通のガバメントモデルに比べてアップグレードされたモデルとして発売されました。サイトもイライヤソンに変わりシアーにデュプレッサーが付いてシリーズ70になってコレットブッシングになりシリーズ80になってファイヤリングピンロックが付き、、。

 これ以上は他のサイトに任すことにして()ゴールドカップは45ACPとともに38口径もあったのです。つまり9mmのゴールドカップは最初はなかったんです。
 コブレッティーの1911!
 映画の話に戻りましょう! 最初、どアップで1911が出てきます。 これって「ダーティーハリー2」の最初と同じような感じですね。 ここで強烈に印象に残るのはコブラの絵が付いたアイボリーグリップですね! それとパッと見ゴールドカップ・ナショナルマッチに見えるガンです。 なぜ9mmなのかというとマーケットのシーンの後、家に戻ってガンの掃除をするときにスライドを引くと9mmバレルの特徴である真ん中が細くなったバレルが見えるのと置かれたマガジンが9o用だからです。 


コブラグリップ!


ゴールドカップのようでちょっと違う?


バレルが細くなっています!


9mm用マガジン!
で、最初のシーンに戻ってアップになるコブレッティーのガンをよく見るとスライドの右側に「9mm COVERSION UNIT」とあります。 リヤサイトはイライヤソンではなくアクロサイトで排莢口の後ろにリバースカットがないことからゴールドカップではなくゴールドカップのフレームに9mmコンバージョンのスライドを乗せていることがわかります。 このコンバージョンスライドはシリーズ80の頃に存在したものでそれは映画の後の方でスライドの左側面が写った時にわかります。 シリーズ80ということはファイヤリングピン・ロックが付いているということですが、当時はトリガープルが重くなるのでロックを外すことが多く、ゴールドカップのフレームがシリーズ80かどうかはシリアルナンバーがわからないのではっきりしませんね。


よく見ると 9mm CONVERSIN UNIT と書いてあります。 シリアルナンバーは読めない!


COLT MK IV SERIES 80
 COBRA グリップ!
 このコブラのアイボリーグリップですが、よく見るとグリップの下にもう1枚入っている2枚構造になっています。 土台にはローズウッドか何かの木がアイボリーグリップに張り付けてあるようです。 エアガンでコブラ・モデルがあったと思いますが実はグリップが2枚重ねで少し違ったというわけです。 


2枚重ねのグリップ
 先ほどの家でガンを掃除をするシーン(いや、ピザを食べるシーンか?爆)でスライドを引いた場面でどうしてもバレルに目が行くのですが、チラッとグリップに目をやると あれ?2枚重ねじゃない? で握ったグリップの間から同じコブラでも全く違うデザインのコブラグリップが付いているではありませんか! ここだけ違うグリップが付いたガンを使っているのか?と思って最初から見てみるとコブレッティーのズボンに挟んだガンのグリップは最初から後半のモーテルの銃撃戦の前あたりまで最初のどアップで出てきたグリップではなくこちらのグリップが付いているのでした! 最初のマーケットのシーンでベルトにガンを戻すところは別撮りだったというわけです。 きっと後からこちらの方が良いということで途中から取り換えたのでしょう。 


あれ? グリップが2枚重ねじゃない!


ぜんぜんグリップがちゃうやん?(爆)


最初のマーケットのシーン


家に帰ってきたところ!


聞き込み!


違うグリップが付いていたなんてぜんぜん気が付きませんでした!
 最初にどアップでコブラのグリップを見せられるとそれが記憶に刷り込まれて今まで違うグリップが付いていたなんてすこしも疑わなかったというわけです。 たとえそれが目に入っていても思い込みで全然気付きませんでした!(え?気が付いてないのは私だけ?爆)
 Jatimatic SMG

 コブラと言えばヤティーマティックですね! フィンランドの珍しいサブマシンガンが出てきました。このガン、アメリカにいてもまだ1度もお目にかかったことがありません! あのギボンズのガンレンタル会社でも見たことがなかったです。バレルとボルトのスライドする軸線とが7度ズレているという変態ガン()で戻ってくるボルトが斜め下方向に閉鎖して反動を抑えるという事らしいですけどあまり効果は?だそうで下向きにブレさせるという所からして精度は二の次という考え方でしょうね。ビジネス的にも成功はしなかった様です。

この変態サブマシンガンにカスタムマウントでレーザーサイトが取り付けられていました。これはターミネーターでおなじみのレーザープロダクツコーポレーション製のレーザーサイトでWanted Dead or Alive のところで書いた様にこのレーザーには大きな外部電源が必要でレーザーを照射しているシーンではうまく見えない様にしていましたね。スコープの様に大きなボディーは今では考えられないですが当時発売されたエアガンにはレーザーを模したスコープが取り付けてありましたね!()



なぜかバラバラ!(笑)


カスタムマウント!


よく見るとバッテリーをつなぐコードが出ています!


ぜんぜんマガジンチェンジをしないのだが!(爆)
 その他のガン

 あとは当時の定番とも言えるAC556MP5の民間バージョンであるHK94(16インチの長いバレルにバーチカルグリップ)等が出てきます。警官はまだみんなリボルバー装備で悪役はソウドオフのショットガンというお約束の品揃えでした。

 9mm コンバージョンユニット

1911用の9mmコンバージョンユニットというのは今では珍しく、今まで実際に見たことはありませんでした。多分短い期間しか製造されなかったのでしょう。弾代が安いので22口径のコンバージョンはグロックとかでも見かけるポピュラーな存在ですが、9mmのとなるとまず見たことがありません。スライドのデザインもゴールドカップを模している様ですし45ACP38ミッドレンジワッドカッター用しか当時なかったので9mmも撃てるようにと販売されたのでしょうかね?

 今では1911の各モデルに9mmの選択が最初からあるので、もう需要が無く絶版になってしまったおかげでレア物になってしまいました。多分需要があるとすればコブラモデルを作る以外には何もないかも!()

 コブレッティーが自宅に戻り冷蔵庫からピザと1ダースで売られている卵ケースに入ったガンのクリーニングキットを出し、ピザをハサミで切って食べるシーンですが、ガンをテーブルの上に置いたのにスライドを引くときにベルトからまた抜くというお決まりのチョンボがありました。()


しかし冷蔵庫のフリーザーから出したピザは凍っていてハサミで切れないし食えないだろう!と私はこちらを突っ込みたい!()




                                                                3/14/2019



フリーザーからピザ!


あ、冷蔵庫が壊れているのかも?(爆)
メールを送る      気になる映画の中のガン トップに戻る
Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
Front page Gun box Goods From Magazine Others Links Contact
(C) 2006-2016 Peko's Gun Box All Rights Reserved