Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
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 SE7EN (1995)
 「セブン」ミルズ・カスタム!
 今回もまたまた難しいお題をいただきました!(汗) SE7EN(1995)のミルズ・カスタムをレポートするわけですが、このガンは映画の中でほとんどはっきり映りません! 今回も推測でお話しすることになると思いますが、その辺はご勘弁ください。 それに、J -Armory からミルズ・カスタムとしてエアー・ガンがとっくに出ています。 それでもリクエストがあるということは、皆さんは多分J-Armoryのカスタムは少し違うのでは?と疑問に思っているのかと思いますので、エアーガンの仕様は映画と同じなのか?という視点で見ていきたいと思います。


J -Armory のミルズ・カスタム!
 この映画に出てくるガンはサスペンス・ドラマの映画にしてはカスタム1911が使われていて皆さんの中には気になっている方もたくさんいらっしゃるようです。 主人公のディティクティブ・ミルズ(ブラッド・ピット)が使うので通称ミルズ・カスタムと呼ばれているようですね! 各シーンでミルズの1911はちょこちょこ出てくるのですが、なかなかはっきり見えないのですよ! まずはJ -Armory のミルズ・カスタムの特徴を挙げてみますね。

@ ベース・ガンはスプリングフィールド・アーモリィー製。
A スタッグ・ホーンのグリップ
B スクウェアのトリガー・ガード
C コーン・バレルにマグナ・ポート
D BO-MARのリヤ・サイト
E ロング・スプリングガイド・ロッド
F スウェンソン・タイプのアンビ・セフティー
G ビーバー・テール・グリップ・セフティー
H フロント・サイトにベースがある。
I フレームのフロント・ストラップとトリガー・ガードの前にチェッカー
J 3ホール・トリガー
K ノーマルのコマンダー・ハンマー
L メインスプリング・ハウジングはアーチ・タイプ
M エクステンド・スライド・ストップ

これらの仕様を映画の中で確認できるところを探してみました。
 映画の中のミルズ・カスタムは?
 さて、ほとんど映らないこのガンも2回だけ どアップになる場面があります。 まずはそのシーンを見てみましょう。 後半のほうでマガジンを押し込みスライドを引くシーンがあります。 コーン・バレルとスライドに開いたマグナポートが確認できます。 リヤ・サイトはボーマーのようですし、トリガー・ガードがスクェアにされてグリップのフロントとともにチェッカーが入れられています。 シルバーのロング・スプリングガイドも確認できます。 細かいことを言うと先が少し丸くなっていて先端には2分割のロッドの分解用のヘックス・レンチを突っ込む六角の穴が開いているようです。

 多少トリガー・ガードのシェイプが違いますが、大体はJ -Armory のものと同じのようです。 マガジンには45ACP のFMJ がちゃんと入っていましたが、スライドを引いたときにチャンバーに入っていた45ACP のブランクが見えてしまいます。(笑)


45ACPのフルメタル・ジャケット! トリガー・ガードの前にもチェッカーが入っています!


チャンバーの中にはブランク弾が! アンビ・セフティーも見えています!
 そして最後に奥さんを殺されたとわかって容疑者を撃ってしまうシーンです。 ここでもちゃんとマグナポートか確認できますね。 ここで1つ、気がつくのがフロントサイトです。 どうもJ -Armory のようなサイト・ベースが付いていないようです。 スライドトップもフラットかと思いきや、ちゃんとラウンド・トップのままでした。


スライドが少し下がったところ! チャンバーは銀色に光っています。


マグナポートのあるバレルは黒く光っています! と言うことはステンレスバレルではない?
 では、ベースガンはスプリングフィールドなのでしょうか? それとわかるシーンを探してみました。 ここのシーンでは左側の刻印が何とか見えます。 このシンプルな刻印はスプリングフィールドに間違いなさそうです。 


このシンプルな2段の刻印はスプリングフィールドの刻印ですね!
 それではスライドの右側が見えるところはないかと探したところ、スプリングフィールドのマークが見えるシーンはこの辺でしょうか? しかし、J -Armory の刻印は通常のモデルの刻印ですが、映画のガンはマークの位置がエジェクション・ポートのすぐ後ろ、セレーションのすぐ前にあるようなのでこれは多分スプリングフィールド・カスタム・ショップの刻印のように思います。


セレーションのすぐ前にあるスプリングフィールドのマーク! 見えますか?


ここでもかろうじて見えます!
 このガンのハンマーはいろいろな説があるようですが、見たところごく普通のコマンダー・ハンマーのように思います。 ここまでカスタムしてあるガンの割には普通のリング・ハンマーとは少しがっかり(?)かも!(笑) しかしよく見ると普通のコマンダー・ハンマーよりは穴が少し大きいように思います。


たぶん普通のリング・ハンマー! 穴は面取りしてあるようです!
 メインスプリング・ハウジングなのですが、ラウンドかストレートか? これはなかなかわからない部分でして手で握っていると見えないのですけど唯一ラウンド・タイプではないか?とわかる場所が雨の中で殴られてガンを落としてしまうシーンです。 水溜りの中のガンが映るのですが一瞬だけラウンド・タイプのハウジングが見ることが出来ます。 エクステンド・スライドストップもこのシーンでわかりますね。 アンビ・セフティーも確認できますが、どんなタイプかはこれだけではわかりません。 しかしスプリングフィールド・カスタムとすればキングスのセフティーを使うとはまず考えられないのでここはスウェンソン・タイプのアンビ・セフティーで間違いないと思います。 


一瞬だけ映るラウンドタイプのハウジング! エクステンド・スライドストップも見えます!


エジェクション・ポートはブランク用に少し広げられているようです。
 グリップ・セフティーなのですが、J -Armory のビーバーテールには下の部分が1段盛り上がっている流行のタイプが付いていますが、ホルスターに収まっているシーンを見ますと、どうも盛り上がってはいないタイプのグリップセフティーだと思います。 ホルスターは皆さんご存知、ガルコのマイアミ・クラッシックのブラックを抜きやすいように(?)下のほうに吊っているようですね。


グリップ・セフティーが見えますか?
ホルスターはガルコのマイアミ・クラッシックのブラックのようです!
 というわけでJ -Armory のミルズ・カスタムは、フロントサイト、リコイルスプリング・ロッドの先のデザイン、スライドの右側の刻印、グリップ・セフティーを除いてはおおむね映画のカスタムガンと同じ物のようです。(大分違うか?笑)
 もう1つのミルズ・カスタム?
 しかし、このガンを調べていくうちに1つどうしてもわからないことが出てきました。 それはスライドの刻印なのですが、最後のほうのシーンでミルズが持っているカスタムのスライドの刻印はどう見てもスプリングフィールドではない様に思います。 と言うか、このような刻印のバリエーションはスプリングフィールドには見当たりませんでした。 これは私の推測ですが、映画ではいつも同じガンを2丁用意して撮影されるのが常ですが、このガンはまったく同じに作れないところが1箇所あります。 それはこのガンの特徴であるスタッグ・ホーンのグリップです。 これは鹿の角で出来ているグリップなのでまずまったく同じものは存在しないわけです。 よく見ていると左側のグリップには黒い筋が全面にあるものと白い部分が多いものとの2種類があるのに気ずきます。 この最後のシーンで登場する2丁目のガンはスライドの刻印が違うと言うことになるのでは?と思いますが、右側の刻印は間違いなくスプリングフィールドのものだと思いますけどね!。 


このスライドの横1列の刻印は見慣れたスプリングフィールドのものではないと思います。


グリップの白い部分が多いので最初の方で紹介した写真とは明らかに違うガンのようです。
 さて、モーガン・フリーマンが使用するのはS&WのKフレーム・リボルバー、モデル15と言うことになっていますがこれは間違いないでしょう! オーバーサイズのターゲット・グリップが付いていました。 そして容疑者のケビン・スペイシーが使うのは一見、ベレッタのように見えますがスライドにセフティーがないのでタウルス(トーラス)のPT92あたりだと思います。


S&W M15にオーバーサイズのターゲット・グリップ!


え〜っと、このホルスターは何だっけ?


ベレッタかな? ん?


スライドにセフティー・レバーがないのでタウルスですね!
 「SE7EN」のミルズ・カスタムはトイ・ガンになるほど人気があるようで気になっていた方もたくさんいたと思いますが、少しは解明出ましたでしょうか?


 次回はちょっと懐かしい「MAD MAX」(これまた語りつくされて解明するところなどないという感じですが、大汗)のリクエストがありましたのでそれで行ってみたいと思います。


                                               2/9/2009
 第3のミルズ・カスタム??(追加記事)
 掲示板にてhajime さんからご指摘いただいたのですが、実はこの記事を書いてすぐにプリスキンさんからメールを頂き、以前からどこかのウェブで拾ってきたミルズ・カスタムの写真が気になっていたと添付してくださいました。 このシーンは犯人と遭遇したときの階段のシーンですが、このカスタムのハンマーはご指摘のように普通のリング・ハンマーとは違うように思います。 そしてフレームの先端とスライドとの間が微妙に開いています。 そこで指の間から見えているグリップの柄を比べてみると先の2丁とは違うものだとわかります。 つまりミルズ・カスタムは少なくとも3丁あったのではないか?と言うことになります。 この写真だけでは詳細はわかりかねますが、ハンマーについて以前から問い合わせがあったのでここに追加記事として書かせていただきました。


デルタ・ハンマーでは?と以前から問い合わせがありました。このガンはどうもそのようですね!


このシーンではハンマーは確認できないのですが、フレームの先端に微妙に
隙間があるように見えますのでこれも3番目のガンかもしれませんね!
 皆さんのご意見やご指摘はレポートをより正確にするために非常に役立つのでもし「これは違うぞ!」とか「ここが疑問だ!」と言うのがありましたらどんどん指摘してくださいね! プリスキンさん、mhajime さん、どうもありがとうございました。 


                                                 2/22/2009
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