Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
Front page Gun box Goods From Magazine Others Links Contact
Others のページ
 BULLITT (1968) Diamondback
               グリップについての考察
 
 ブリットはダイアモンドバック!


よく見るとハンマーにノーズが付いているのでダイアモンドバックですね!
 今回のお題はもうたくさんの方が書かれており私がそこに参戦する余地はないとは思うのですが、なぜ今さら書こうと思ったかといいますと、今年の1月に日本に帰国した際にいつもお世話になっている友人と飲みに行ったのです。 彼はいつも面白い物を見せてくれるのですが、その時にブリットのダイアモンドバックとショルダーホルスターを見せてもらったのです。 そのダイアモンドバックはもちろんショートスクエアバットにフレームは加工されていてディテクティブのグリップが装着されているのですけどなんとグリップが短かったのです。(驚) その友人曰く、ブリットのダイアモンドバックのグリップにはショートグリップ説というのがあってわざわざ短く加工してもらったというのです!


こんな短いグリップも存在するのですよ!
 その短いグリップというのはもちろん実銃にも存在しているのですが、そう言った説があるのかどうかを検索してみました。 まずはラウンドバット説! これはもう定説になっているようですね。 そして短くなっているように見えると書かれている方もいました。 もう1つ、グリップの底にプレートが張り付けてあるのでは?という説も!
 Diamondback
 まずはラウンドバット説から! これはもちろん階段の手すりに置かれたホルスターのシーンでそれとわかります。 ダイアモンドバックは1966年から発売されたコルトのDフレームリボルバーで1966年はコルトのDフレームリボルバーはショートスクエアバットと呼ばれる短いグリップフレームにディテクティブスペシャルを含め変更されています。 ダイアモンドバックの2.5インチモデルはスクエアバットがオリジナルなのでブリットのは1966年以降のディテクティブのグリップが装着されていることになります。 


唯一ブリットのガンがアップになるシーン!


グリップフレームが短かくなっているのがお分かりになるだろうか?


ブリットのガンにはたぶんこのタイプのグリップが装着されている?
 そこでブリットで使われたダイアモンドバックのグリップは本当に短いのか? 1966年以降のディテクティブのグリップを同じ角度で写真を撮ってみました。 メダリオンとグリップエンドの中間にスクリューが見えますが、私にはほとんど同じ位置に見えるのですが皆さんはいかがでしょう? 私は普通のサイズではないかと思います。


だいたい同じような角度で写真を撮ってみました!


露出を明るくしてみたのですが、スクリューの位置は同じに見えます。
 そして底にプレートが貼ってある説! 確かに貼ってあるようにも見えるのですが、手すりに置かれたガンの写真を露出を明るくしてみました。 私には底の真ん中に薄く線が見えるので左右のグリップの分かれ目と取りました。 つまりプレートではなくそういうデザインかと? ここにあるグリップも底をもうすこし平らに削ると同じようになるのではないかと思いました。 それはグリップの個体差なのか?とも思われます。
 4インチ&6インチ用グリップ
 ダイアモンドバックのフレームについてもう1つ疑問がありました。 オーバーサイズのグリップの中にはショートフレーム用とロングフレーム用の2種類が存在することです。 ショートフレームになるのは1966年でダイアモンドバックが売り出されたのも1966年。 最初期のダイアモンドバックはロングフレームだったか?という仮説もありますが、1966年からショートになるのにわざわざロングで作るというのはちょっと考えにくいです。 


ショートフレーム用グリップ


ロングフレームにも着けられるグリップ!
 このロングフレーム用のグリップの内側をよく見るとちゃんとショートフレーム用のピンの穴も設けてあります。 つまりこのグリップはショートフレームになってから作られたと考えられます。 つまりロングフレームのDフレームにも着けられるように考慮されて後から作られたものではないかなと推察しますがいかがでしょう?
 再びラウンドバット!
 さてラウンドバット説が定説なのですが、お気付きの方もいらっしゃるとは思いますが映画のポスターになっているブリットのガンはどう見てもスクエアバットですよね? なぜそうなのか疑問に思ってこれの元になったスチール写真を探してみました。 黒く潰れている写真がほとんどなのですが、少しでもまともに映っているのを探してみました。


これがポスターの元になった写真!


これはスクエアバットでしょう?
 この写真に写っているのはどう見てもスクエアバットですね。 で、映画の中でグリップが写っているところを探してみるとこれらもどうもスクエアバットのようなのです。


スクエアバットに見えます!


ちょっと下が切れてる!?


これってスクエアバットなんじゃあないですかい?
 結局のところ、映画で使われたのは2丁でアップの所で写っているのはラウンドバットでその他のシーンではスクエアバットのグリップが付いていたという古い映画ではよく「あるある」というのが真相ではないでしょうか?

 新しい発見になりましたでしょうか?(笑)



                                  4/25/2022
メールを送る     Others Topへ
Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
Front page Gun box Goods From Magazine Others Links Contact
(C) 2006-2022 Peko's Gun Box All Rights Reserved