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The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata) |
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Winchester Mystery House ! | |
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ウィンチェスター婦人の巨大な屋敷とライフル・ミュージアム! | |
今回は先日行った小旅行で立ち寄ったウィンチェスター・ミステリーハウスを紹介したいと思います。 ここはサンフランシスコの少し南にあるサンノゼというところにあります。 ここはお察しのとおりあのウィンチェスターライフルを開発したオリバー・ウィンチェスター氏の息子、2代目のウィリアム・ウィンチェスター氏の夫人サラ婦人が立てた屋敷で一般公開されているのですが、なぜミステリーハウスなのかというと、大小160もの部屋があり中は迷路のようで天井に向かって階段があったりドアや窓を開けると壁だったり、わけの分からないつくりになっているのです。
中は写真撮影禁止なのでここではお見せできないのですが、ここにはアメリカ西海岸でもっとも多いウィンチェスター・ライフルのコレクションが見られるミュージアムの1つがあるのです。 そこは写真がO.K.なので少しご紹介したいと思いますが、まずはなぜそんな変な屋敷なのかに触れてみたいと思います。 |
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![]() 広大な屋敷の全景 |
![]() 前庭から見た屋敷 |
サラ・ウィンチェスター婦人についての記述が紹介ウェブサイトにありましたので引用させていただきます。 しかしライフルの記述に間違いがあったので訂正させていただきました。 | |
1861年4月、アメリカ合衆国第16代大統領にエイブラハム・リンカーンが就任したことを受けて、すでに合衆国から脱退し、アメリカ連合国を設立していた南部諸州は、サムター要塞を攻撃した。 いわゆる「南北戦争」の始まりである。 |
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Mansion Tour | |
![]() ツアーの入り口 |
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ウィンチェスター・ライフルは西部を征服した銃として有名になったのは、ここのホームページに来る方はご存知だと思います。 爆発的に売れたライフルで巨万の富を築いたウィンチェスター氏はライフルだけでなく農場や電化製品までウィンチェスター・ブランドで売り出していたのですが、2代目のウィリアム氏が亡くなった後、婦人のサラ・ウィンチェスター婦人はウィンチェスター・ライフルで殺された人々の亡霊に恐れ、亡くなるまでの32年間ずっと家を増築し続けたそうです。
それは占い師に言われたからで迷路のように部屋やドアや窓を作り続けて亡霊から身を隠すようにしていたとか? サラ・ウィンチェスター婦人はかなり背の低い人だったようで普通のアメリカ人の肩位までの高さのドアとか、普通なら1方向で上がれるような階段を3回折り返して少しずつ上がれるようになっている階段などわけの分からないつくりが多く、それにサラ婦人は不吉とされる13と言う数字を好んで使用したのです。 階段の数、部屋の窓の数、壁の服をかけるフックの数、果ては水を流す穴のふたにも13の穴が開いているというひじょうに興味深い建物です。 本人は地図を持っていたそうで、そうでなければ絶対迷ってしまうでしょうね!。 |
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![]() 植木が13に?(バカボンのパパが刈った?笑) |
![]() 2階の壁にあるドア! |
中を見学するにはツアーに申し込まなければ見ることが出来ませんが、ガイドさんが色々なエピソードを話しながらなかを案内してくれます。 ガイドさんいわく、ちょっと気が変になったおばあさんが、占い師の言うことを聞いて死ぬまでずっと財産を使って増築し続けたのだそうな!(笑) 正面玄関(メインドア)は、婦人と大工2人の合計3人しか通ったことがないのだそうです。 時の大統領のセオドア・ルーズベルト大統領がここを訪れた時、婦人は「仕事がほしいなら裏口に回ってくれ!」と大統領に言ったとか? 大統領さえも中に入れなかったのだそうです。(笑) |
![]() 大統領も入れなかった表玄関! |
Winchesuter Firearms Museum | |
![]() ミュージアムの入り口 |
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屋敷のツアーの入り口の横に無料で見られるウィンチェスター・ファイヤーアームズ・ミュージアムがあります。 ここのコレクションはウィンチェスター・ライフルの元になったヘンリー・ライフルやそれを改良したM1866イエローボーイ、そしてスモークレス・パウダーに対応したM1873ライフルなどウィンチェスター・ライフルのほとんど全部があるのではないでしょうか?
もちろん1887レバーアクション・ショットガンや1897ショットガンもあります。 ほとんど新品のようなトレンチガンやウィンチェスター製のM1ガーランドなど興味深い物がたくさんありましたので写真で紹介します。 |
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入ってすぐの所にあるヘンリー、M66、M73のライフル |
M92、M94ライフルが見えます。 |
スライド・アクションのライフルもあったのですね。 |
初期のシングル・ショット・ライフル |
フリント・ロックやパーカッション・ライフル |
各種小口径ライフル |
M1ガーランドがあります。 |
87,97のショットガンたち |
M12ショットガン |
オートのショットガンも見えます。 |
各種記念モデル |
こちらも記念モデルです。 |
ケンタッキー・ライフル |
ローリング・ブロック |
ハンドガン・コレクション |
スコーフィールドにレミントンのパーカッション! |
コルトやスミス・アンド・ウェッソンの史実には一族が呪われたなどと言う記録は残っていないのでウィンチェスター一族が本当に呪われていたかどうかは定かではないですけど、ここのミュージアムのコレクションは一見の価値がありますのでサンフランシスコまで来られたらサンノゼまで足を伸ばしてぜひ立ち寄っていただきたいです。 4/19/2010 |
新品のようなトレンチガン! |
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