 |
ナッシュ・カスタムをモデルガンで! |
今回の投稿はシェレンベルクさんからで、ナッシュ・ブリッジスの38スーパー・カスタムをモデルガンで再現したものです。 |
 |
 |
以下はシェレンベルクさんの解説です。 |
ベースは、MGCのHWマキシのスライドと同じくHWのスプリングフィールド刻印のノーマルフレームを使用しました。 コンプはIMFさんのものを使用し、アンビセイフティやスライドストップ、ハウジングとマグウェル、グリップセイフティそしてハンマーといったパーツ類は地道に一番ナッシュオリジナルに雰囲気の近いものを探して付けています。 ハンマーは単にエッグホールのものですと全然形状が違っており、MGC:新日本模型でいうとキンバーコンパクトに付いていたものが、ほぼそれに近い形状です。 アンビセイフティも、MEUシリーズの最終期に製作されていたものに付いていたものがほぼキングスアームスの形状をコピーしています。 残念ながらシルバーメッキで発売されなかったものは色目を合わせて塗装しています。 探せばどうにかそれらしいモデルガン用パーツが見つかるものですねえ・・・。 グリップは、ずばり本物! ヤフオクで4〜5千円で入手したコルト純正のラバーコートグリップです。 口径も38スーパーに拘ったがために、バレルチャンバーの38刻印はそのままの状態です。ここがプロップと違うところですかね。 |
 |
 |
スライドの加工等は、機械加工が得意な友人の「カスタム屋でござい。」さんに随分助けてもらい、微妙な長さのカッティングからスライド先端部のリーフカットなど厄介な私の注文を快く引き受けてくれたおかげと本当に彼には感謝しています。 彼の協力なしでは、ここまで漕ぎ着けませんでした。 IMFさんのコンプに付いてきた解説書通りにスライドをカットすると少しスライド部分が全体的に長くなりすぎることから、PekoさんのHP画像を本当に穴が空くくらい何度も見ては銃全体のバランスをみて自分なりの長さ調節をしてカットしています。 勿論スライド・トップにはセレーションが入れられており、トリガーガード前部の独特の肉盛りとハウジング周りのフレーム部分にもチェッカリングを入れてみました。 スライド後面には、実物プロップには入っていなかったと神戸のIMFさんは仰っていたのですが、敢えてチェッカーを入れてみました。 だって、フレームにあれだけチェッカーが入っているのに、スライドのこの部分に入っていないのはどう考えてもバランスが悪いと考えたからです。
スライド側面の刻印もシリーズ70の38スーパー刻印に打ち直してあります。 実は、この刻印の打ち直しを依頼した業者さんが、一度とんでもない失敗をして預けたABSスライドをお釈迦にしてしまい、新日本模型に最後に残っていたHWのマキシ用スライドを弁償してもらい、今のスライドと相成った次第なんです。 ですから、当初はABSスライドが載った比較的軽めのナッシュ・ガバだったのですが怪我の功名で全身HW仕様となり、ずしりとした重みが心地よいです。 |
 |
ちょうどWAからナッシュ・コンプDXが出るようですが、エアーガンではなくモデルガンでの再現はなかなかパーツが集まらなくて大変だったと思います。 シェレンベルクさん、どうもありがとうございました。
8/15/2010 |
 |