Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
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 Toy Gun Box # 9
 
INT Centennial Model


TRCのカタログから!
 カタログでしか見たことなかったモデルガン?
 ず〜っとオートマティックが続いているので今回はリボルバーで行ってみたいと思います。 S&Wのセンチニアルなのですが、当時カタログには載っていましたが、あまり店頭ではお目にかかったことがないモデルガンでした。 と言うかあまり見覚えがありません。 正直に言って当時スナブノーズと言えばチーフスペシャルがやはり1番人気で店においてあるのもチーフとただバレルを3インチに伸ばしただけのハンド・エジェクター、たまにミリタリー&ポリスを見かけるぐらいでセンチニアルはほとんど見かけませんでした。


INT(コクサイの前身)製センチニアル


右側面、輸出仕様なのに思いっきりS&Wのマーク!
 このセンチニアル自体、2度の規制の後カタログから消えてしまい、プラが主流の今でもモデルガンやエアーガンで作ってくれるメーカーがいないので寂しい限りです。 なんて言ってる私ですが、センチニアルなんて当時全然興味がなく気にも留めていなかった(笑)のですが、今になって初めてこれを手にしてから何かすごく魅力的に感じます。、


センチニアルの文字


CAL 38−BLはブランクと言う意味???


フレームにナンバーが!


MODEL SW/6 ??


当時はライセンスなんて関係なかったんでしょうね!


輸出仕様の証!
ガンショーでもたまに見かけますが、実際に撃ったことはありません。 コレクターズ・アイテムになってしまったですからね。 M60のチーフなら撃った事がありますのでたぶん同じような物だと思いますが、パイソンで357マグナムを撃つよりもチーフで38スペシャルを撃つ方がかなりきついのですよ! もちろんガンが軽いからで、しかもあの小さなグリップですからね。 ハジキと言われるのもわかります。 手の中で弾けるという感じでしょうか?(笑) しかし最近のS&Wのスナブノーズは、アルミやチタンを多用した物が多く出ていて手に持ってもABSのエアーガンと重さが変わらない物もあり、これで38スペシャル+Pなどちょっと撃ちたくないなあと思います。 357のモデルもありますしね! グリップはむかしの様に木ではなくラバーのオーバー・サイズ・グリップなので少しはましだとは思いますけどね。 まあしかし、携帯するなら軽い方がいいし、いざ撃つ時になったら反動がどうのなどと言ってられないわけで、軽いにこした事はないと言うことなんでしょうね! 私などはやはりガンはズシッと重いほうが安心するという感じがします。 やはりスナブノーズなどのモデルガンは、小さくても金属だと大きさの割りに重くて、銀玉鉄砲世代には持った時にとても感動した物でした。(笑)


銃口のインサート!


フォーシング・コーン!


シリンダーのインサート!


5発のシリンダー!
 センチニアルと言うのは名前のとおりS&Wの100周年記念の1952年に出されたモデルで1887年に出された38セフティー・ハンマーレスと言うトップ・ブレーク(中折れ式)のデザインを新しいJフレームのハンドエジェクターで再現した物なんです。 もともとセフティー・ハンマーレスと言うモデルはそれまで子供がガンを触っていてハンマーをコックして引き金に触れて暴発し事故がおこったのでハンマーを隠してダブルアクション・オンリーにし、グリップセフティーも設けて子供が撃てない引き金の重いガンを開発したと言うのが最初だそうです。 センチニアルはレモン・スクィーザーと言われますがそのニックネームは本当はセフティー・ハンマーレスにつけられた物なんですよ! セフティー・ハンマーレスはS&W最後のトップブレイク・モデルでこの後、スウィング・アウト・リボルバーに移行するのですが、トップ・ブレイクのモデルはトップ・ブレイクするとオートマティックに排莢しますがシリンダーを横に出すサイド・スウィング・モデルは手でロッドを押さなくては排莢出来ないのでハンド・エジェクターと言う名がついたのですね。 センチニアルはその後1957年にモデル40と名づけられますが、M38ボディーガードの人気の方が高く1974年に生産中止になってしまいました。


38セフティー・ハンマーレス1stモデル


実銃のセンチニアル初期型
 モデルガンではMGCが一番最初にセンチニアルを生産したと思いますが、MGCと他社との販売形式のくい違いでMGCは直営店での直接販売を始めたのでこのセンチニアルもコピーされてINT(インターナショナル・ガンショップ=コクサイの前身)で販売されたのでした。 このセンチニアルは表面の仕上げが黒染めではなくメッキがかけられてその上に黒染めされているようです。 他にもINT製のハンド・エジェクターやモーゼルHScを持っていますがどれも同じ仕上げです。 輸出仕様はこうだったのでしょうか? 知っている人がおりましたら教えてくださいませ!


フレーム・トップ!


初期型のサム・ピース!


全部バラバラにしてみました!


たぶんMGCとそっくり?
 このセンチニアルについているグリップは実銃用の純正グリップですがご覧のとおり、かなりグリップのラインが違います。 しかしなかなか上手くついているでしょう?(笑) このグリップでぐっと雰囲気が良くなっていると思います。 このグリップもなかなかレアでセンチニアル用の上の方まで伸びているグリップはなかなか見つけられなくてガンショーなどで見かけるグリップはチーフ用のものばかりです。 それも最近では見つけられなくなってきました。


オリジナルのプラ・グリップ!


特徴的なグリップ・セフティー!
このガンってなかなか良い雰囲気を持っていますよね!
 あまり人気のなかったセンチニアルdすがチーフを見飽きた目には今になってなかなか新鮮に写ります。 S&Wでもグリップ・セフティーのないモデルが出ていますが、最近になって当時の形のセンチニアルがM29などといっしょに再販されています。 最近のガンはみんな表面をコーティング仕上げにされていて、私などは鉄の地肌にブルーがかかった艶のある仕上げにやはり惹かれてしまいます。(笑) やはり金色のモデルガンで育ったせいでしょうか?(笑)
 おまけ* S&Wのショルダー・ホルスター!


S&W製のショルダー・ホルスターとセンチニアル!


左側面にあるS&Wのマークと数字


こちらは右側面!
 いっしょに写っているホルスターはサファリランド製に見えますが実はS&W製なのです。 私も見たことがなかったのですが、サファリのアップ・サイド・ダウン・ホルスターをeBayで捜していた時に見つけた物で、珍しいので手に入れてみました。 詳細はぜんぜんわからないのですが、S&Wはこういうグッズを扱っていたのですね! このホルスターの正体を知っている方、掲示板にでも書き込んでくださいませ!


これしかマーキングがないんです!


J−フレーム用のようです!


なかなか個性的で私は気に入りました!


                                               7/14/2008
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