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The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata) |
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Toy Gun Box #14 MGC P-38 Uncle Type |
ナポレオン・ソロからも絶賛!? | |
今回はちょっとわけありで少しの間、あずかることになったMGCのアンクルタイプを紹介します。 持ち主の方から紹介してもいいと了解をいただいていますのでここでお披露目となりました。 MGCのP38は以前にTOY GUN BOXで紹介しましたが、基本的にこのアンクルタイプも中身はタニオ・アクションでほとんど同じものですのでメカのほうはMGC P38の記事を参考にしてください。 確か発売はこちらのアンクルタイプのほうが先に発売されP38ミリタリー・モデルは後から加わったと思います。 |
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MGC P38 UNCLE TYPE |
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こちらは右側面 |
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ここにあるアンクルタイプはもちろん輸出仕様なのですが、バレルが抜けていないので結構後期のものだと思います。 アメリカでは発火は鬼印紙火薬が無いので出来なかった訳で作動だけを楽しんだと言うことでしょう。 |
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カタログと違ってミリタリーと同じ刻印 |
フレームとハンマーがカットされています。 |
ストック用のスリット |
スコープ・マウントを取り付ける所 |
ミリタリー・タイプとの外観上の違いは見てのとおりバレルが切り詰められ、ハンマーとフレームの後端もカットされています。 そしてストックとスコープ・マウントを付ける為にフレームがアンクルタイプ専用になっています。 NAKATAのアンクルタイプはプラのグリップにストックを取り付けるスリットがありましたが付けるとグラグラして今一つだった記憶があります。 MGCのほうはフレームの後ろを延長してそこにストックを取り付けるようになっています。 スコープ・マウントもNAKATAのほうはプラのグリップに取り付けるようになっていましたが、MGCのはフレーム右側面に直接取り付けるようになっています。 |
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フレームが延長されています。 |
ミリタリーと同じタニオ・メカ |
エクステンション・バレル用になっている? |
このバレルは銃口が塞がっています。 |
グリップはデザイン的にはNAKATAのほうが実物に近いのですが、実物はグリップが金属で出来ているのでガタが少なかったと思われます。 MGCのデザインだとダブルアクション・メカとハンマースプリングが再現できませんのでタニオ・アクションにはうってつけのデザインだったと言うことでしょうか? それにバンバン撃てますからね!(笑) |
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カート・インジケーターは付いていません! |
ミリタリーのトップカバーは別部品です。 |
バレルとフレームはミリタリー・タイプと違うのですが、スライドはそのまま使いまわしか?と思ったら実はスライドも少し違いました。 アンクルタイプのスライドにはカート・インジケーターが省略されていました。 後から出たミリター・モデルではインジケーターが再現されたのでしょう! ですのでアンクルタイプのトップカバーとリヤサイトはスライドと一体ですがミリタリーのほうは別部品となっています。 |
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下がアンクルタイプ、スライドストップが利きません! |
微妙に違うマガジン |
アンクルのスライドストップにはセレーションが! |
こちらはミリタリー・モデル |
それと空のマガジンを入れてトリガーを引いてもスライドストップがかからないようにマガジンに引っかかる部分が短くなっています。 よく見るとスライドストップのデザインもかなり違うのですね! 比べてみるまでぜんぜん気がつきませんでした。 |
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レンズのせいで手前のが大きく見えますが、同じ大きさです! |
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残念ながらエクステンション・バレルやストックはないのでアンクル・カービンは再現できませんが、銃口が真円でないのはなぜでしょうか? 当時日本で売っていたアンクルタイプはどうなっていたか私はわからないので、もしご存知の方がいましたら掲示板にでも書き込んでいただけたらありがたいです。 本物のアンクルタイプはMGC P38のところで少し紹介していますので見ていない方は参考にしてください。 |
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![]() 本物のアンクル・カービン! |
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MGCアンクルタイプは今の目で見ればかなりゆるい作りですが、こういった物もあったというモデルガンの歴史の1つだと思いますので持っている方は大切にしてくださいね! |
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カート・インジケーターとスライドストップについて! | |
MGCアンクル・タイプにつきましてホームページの読者お二方から情報をいただきましたのでここで追加記事として紹介したいと思います。 アンクルのカートインジケータに関しては46年規制あたりまではちゃんと付いていたそうです。 しかしカートが引っかかりやすく上手く排莢されないので廃止されたとのことです。 それでスライドと一体になってしまったのでしょう。 | |
もう一人の方からはスライドストップの件でP38の取説のコピーを送っていただきました。 スライドストップを交換する際はマガジンフォロワーにあたる部分をカットするように指示されています。 この方はアンクルとミリタリーの両方をお持ちだそうでバレルを入れ替えると前後にずれた状態で固定されるとのこと! よく見ると分解用のラッチの位置がアンクルは少し前よりにあってミリタリーとは少し位置が違うようです。 後から設計したミリタリーはかっこ良さを(たぶん)重視したアンクル・モデルとは違うバランスになったのでしょう! | |
![]() |
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しかし、この新しいカートリッジをなじませるためにエキストラクターをハンマーでたたく!というのは結構乱暴なやり方ですね!(笑) どっちかというとガンのほうをカートになじませているような感じですね! 昔はおおらかな時代だったということでしょうか?(笑) 情報を教えてくださった方々には厚く御礼を申し上げます。 どうもありがとうございました。 5/9/2012 |
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