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The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
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Toy Gun Box #16

  
Marushin Walther P38
 マルシン金属ワルサーP38

 仕事先のお客さんから日本軍物のガンを多数所持している知り合いがガンを処分したいと言っているけど興味がありますか? と聞かれたので「もちろんです!」と言ったのは言うまでもありません。(笑) パパ南部、十四年式、九四式や十年式信号拳銃など結構そろっていたのですけど小売りではなく全部まとめて買ってくれる人を探しているそうでちょっと私には手が出ないので見るだけで諦めることに!(涙)



安くで譲っていただいたP38とP08!

 しかしその中になにやらどこかで見たことのあるような物が! それは自分的にははじめて手に取るマルシン製のワルサーP38とルガーP08ではないですか! これはちょっとほしいかも?(笑) 珍しいので交渉したら譲っていただけることになりました。 と言うわけで今回はマルシン金属製ワルサーP38 をその他のゲストと比べながら紹介します。



マルシンP38 輸出仕様?


右側面はシンプル!

 私の私見ですが、マルシンの金属製ワルサーP38は2回の大きなモデルガン規制の間の期間にしか存在しなかったと思うのですが、当時はマルシンのモデルガンはアメリカに輸出されていなかったと思うのです。 2回目の規制の後、日本では販売できなくなったものを輸出したのではないでしょうか? それは今はカタログに載っていませんが、以前はアメリカのコレクターズ・アーモリーという会社(昔はMGCのモデルガンを輸入していた)がマルシンのSAAをアメリカで売っていたのですが、日本で売られていたものとは違い、金色ではなく銀色で銃口は塞がっていますが銃身の根元のほうだけでインサートもかなり深い所にありました。 このP38もインサートはかなり深い所にありますがバレルは貫通していません。 まあマルシンの金属P38が黒かった時期が日本ではなかったと思うので珍しい(?)物ではあると思うのですけどね。(笑)



マルシン輸出用SAA


インサートはかなり億です!


インサートは見えませんが貫通していません!


発火用の前撃針


左側の刻印 1974年の発売?


右側にはJAPANの刻印だけ


マガジンにはP38 9mmの刻印


通常分解、あ、スプリングが写ってない!


グリップを外したところ!


シアーはロストワックス製です。

 マルシンのワルサーP38は中田ワルサーP38を受け継いだものと聞いています。 マルシン自体、元は丸真ダイカストという会社で中田製モデルガンを実際に製作していた会社なわけで、それを引き継いでモデルガン・メーカーとなったわけですね。



中田製P38とマルシンP38

 中田ワルサーP38は通常のP38のスライドより幅が狭い!と言うのはよく知られていますが、マルシンのP38も中田P38と同じスライド幅を受け継いでいます。 しかし、中田P38とはかなり印象が違い、だいぶん手を加えられているようです。



マルシン製 P38


中田製 P38


実銃のP38


MGC製 P38

 このモデルに関してどこに手を加えられているかと言うと ハンマーの形状、エキストラクターがライヴ、スライドストップ、テイクダウンレバー、スライド側面の面取り等々多数にわたる物ですが、サイズ的には実銃より大きいトリガーガードやスライドとフレームのサイズなどほとんど中田のものと同じようです。 もちろんマガジンもサイズがまったく同じでした。 やはり中田のP38の金型を流用して作られたのでしょうね。



ハンマーが実銃に近くなった!


エキストラクターがライブに!


スライドストップ、テイクダウンレバー、トリガー


マガジンサイズはまったく同じです。


マガジンの比較、右から2番目の実銃以外はみんな前後幅が狭いです。

 ちなみにMGCP38はスライドの幅が実銃とほとんど同じサイズなのですが、実銃よりひと回りサイズが小さいので余計に幅が広いのを強調しているようです。(笑) 中田P38は六戸部さんが米軍基地の中で取材して採寸したと聞いていますが、マルシンP38はそれを受け継いでいるモデルガンなのですね。



実銃P38とマルシンP38、トリガーガードが少し大きいマルシン

 私は最近のP38のトイガンを持っていないので実銃と比べることが出来ないのですが、これら古いモデルガンを実銃と比べると当時は本当にここまでよく似せて作れたものだと感心します。 これらのモデルガンはたぶん写真なども参考に作られたと思うのですが、それが一番感じられるのがセフティーレバーです。 真横から見るセフティーレバーはみんな良くコピーしていると思いますが、斜め後ろから見るセフティーレバーは実銃のそれとは少し違うなと一番感じる所です。 それは強度的なものでしょうか?



実銃P38のセフティー・レバー


マルシンP38のセフティー・レバー


中田製 P38のセフティー・レバー


MGC P38のセフティー・レバー


P38はスライドを引いたところがかっこいいのです!(笑)

 当時のモデルガンは黒染めで本物っぽかったですが、今ではネットで実銃の写真がいくらでも検索できるので、よくポリッシュされたガンブルーのガンは当時のモデルガンとは少し違ったと今では感じるのですけど大戦中のワルサーP38は仕上げが少し雑でまさに当時のモデルガンのような黒染めだったので逆にリアルだったのだなあと変に感心してしまう私なのでした!(笑) 当時は黒ければ本物に見えたのですけどね!(爆)


   
*今回はほとんど同じなのでずるして完全分解はパスしました。 すみません!

                                                  10/27/2014

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