Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
Front page Gun box Goods From Magazine Others Links Contact
  Toy Gun Box #13
 NAKATA
 BROWNING HI-POWER
 中田ハイパワー!
 今回紹介するのは中田ハイパワーです。 ご存知の方も多いと思いますが中田のハイパワーはベルギー製のブローニング・ハイパワーではなくてカナダ軍用に作られたイングリス・カナダ製ハイパワーといわれるものです。 特徴は一段せり上がったフロントとリヤのサイトベースでグリップの後ろにはストックをつけるためのスリットが入っています。 私ぐらいの世代だとこの形がおなじみのような気がします。もちろんタンジェントサイトのついたモデルもイングリス・カナダ製にはあります。 仕上げはこのモデルガンのように本物もブルーではなく黒のつや消しのような感じのものがほとんどです。 ベルギー製の深いブルーも美しいですよね!


 しかしなんと言っても当時13発も入るマガジンは驚異的でした。 他のモデルガンでこのダブル・カラム・マガジンを再現したものは無く、プラの時代になってからやっと出てきたのでしたね。


左側の刻印


シリアルナンバーとNAKATAの刻印


1段上がったりヤサイト


フロントサイト


マズルはNAKATAトカレフと同じような作りです!


サブマシン・タイプとありますが、フルではない!?
 中田のハイパワーは知る人ぞ知るP38と並んでアンクルタイプの様なカービンに変身できるセットもありました。 デザインの違うグリップがついているだけだったのですが、なんとも魅力的に見えたものでした。(笑) そう言えばトカレフにも同じようなグリップがあってアンクルタイプになった写真が箱絵になっていましたよね! 写真があるということは実際にあったということだと思いますが、私は1度もお目にかかったことはありませんでした。


ストック用のスリット


やっぱりリングハンマーが好きです!


通常分解


実際はインサートをよけて2本の穴が!


ブリーチ全体が動くタイプ


懐かしい板バネ式です!
 中田のハイパワーは48年規制で金色になり、52年規制でもう販売が出来なくなってしまったモデルガンですが、その後マルシンからプラのモデルガンとして復活しました。 52年規制のすぐ後ぐらいに私は新大阪駅のすぐ近くにあった「新大阪ガンシップビル」というところでアルバイトをしていたことがあります。 そういう所でバイトをしていた人はたぶんみんな同じではないかと思いますが、もらった給料はなぜかみんなモデルガンに変わってしまうのです!(笑) 52年の規制後、まだパーツの在庫で中田ハイパワーのスライドとかがまだ転がっていてマルシンのプラのフレームにはめたりして 「こりゃあいい!!」 などとわけのわからんことを言いながら仕事(店番?)をしていたことを思い出しました。 ああゆうところで仕事をしていると今も同じだとは思いますが、結構変な人がお客で来るのですよ!(笑) 見るからにそれ風(?)の人が来て 「兄ちゃん、弾が出るのあらへんのか?」 などと言ってスナブノーズを買っていく人や長いことじっと立ち尽くして最後の閉店間際に特殊警棒を買っていったりとなかなか楽しい仕事でした!(笑) おっと、また話がそれました。 こういう話はまた別の機会にということで!
 中田とマルシン


こちらはマルシン製ABS


出てすぐ買った初期のやつです。


もう1丁のほうをバラしてみました!


中田の分解図


スライド上部


チャンバー側から見ました!
 実は中田のハイパワーをもう1丁持っています。 頂き物なのですが、こちらは一部欠品や壊れているところがあり、マルシンのモデルガンのパーツが使えるのでは?と思ってだいぶ前にヤフオクでジャンク品を落札してもらってこちらへ送ってもらいました。 やはり見た感じほとんど同じようですのでこちらのは磨いてブルーをかけなおし、オーバーホールしようと考えているのですが、なかなか忙しくてバラバラになったままかなり長い間、放置してあります。 (笑) 完成しましたらそのうち紹介しますね!(いつのことやら?)


ナンバーが違います!


上がマルシン下が中田
 ハイパワー用ストック!
 せっかくストックが付くスリットが入っているのでストックをつけたいなあと思っていたらSHOTGUN NEWS というガン専門の新聞でレプリカのホルスター・ストックを見つけました。(かなり前の話ですが!) オン・ラインでオーダーして送ってもらったのですが、これはもちろん実銃用のレプリカ・ストックなのですけど中田のハイパワーにも少しガタがありますがなんとか付きます。 普通ハイパワーのストックといえばマルシンから出ていた板ストックにホルスターというスタイルがおなじみなのですが、このモーゼル用のようなホルスター・ストックは1944〜1945年にイングリス・カナダ製ハイパワーのために実際に作られたストックなのです。 これはそれを再現したレプリカでちょうど中田のハイパワーには良いかなと思い購入しました。 本物はもっと明るい色で木の材質も違うようですが、まあそこは気分ということで!(笑)


カナダ軍用ストック・レプリカ


ピッタリ入りました


カナダ製と書いてある中国製ストック(爆)


S.A.LTD 1945とあります。
 アメリカではピストルにストックをつけると銃身を短くしたライフルと同じ扱いになってそのままでは許可を取らないと違法になるのですが、古い銃に関してはその例に入らないものもあります。(マウザーC96とかルガーP08とか) このストックにもそのことについての注意書きが付いていました。


実銃グリップをつけてみました。


右側のグリップを少し加工しないと付きません!


ホルスターストックに入れたところ


ストックの付くガンはいいっすね〜!
 当時のカタログにはいくつかのバリエーションや刻印違いの試作品が作られたようですね! 実際は販売されなかったと思いますが、よく調べることが出来たと思います。 今でこそ詳しい本が出ていますが当時は資料も少なく、大変だったろうなと思います。 ここにある分厚い本はブローニング・ハイパワーだけのことが詳しく書かれた本でもちろんイングリス・カナダ製のハイパワーも出ています。


TRCのカタログから


ハイパワーのことだけが書かれた本


John Inglis Pistol in British Service


こちらは右側面
WHO DARES WINS/ファイナル・オプション


「詰まった!」 「自分で直せよ!」
 ハイパワーといえばマックQとかビバリーヒルズ・コップとかという感じですが、私はプロフェッショナルズCI5 もしくはファイナルオプションが印象になぜか残っています。(笑)

 最初のほうでジャムをクリアする為に手早くバラすシーンやアパートの隣の部屋へ人質を救出するための突入前のシーンでのハイパワーが心に残っていて、さすがイギリス映画!と変なところで感心したものでした!(笑)


「今のが実戦ならみんな全滅してるぞ!」


キラリと光るところでHPとわかります!


名作なので未見の方は是非!
 中田のハイパワーは当時はガバやP38に比べたらあまり人気がなかったようですが、やはり忘れられない一丁ですね!



                                    9/6/2011
Gun Board に書き込む           メールを送る         Toy Gun Box トップに戻る
Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
Front page Gun box Goods From Magazine Others Links Contact
(C) 2006-2011 Peko's Gun Box All Rights Reserved