Peko's Gun Box
The difference between men and boys is the price of their toys. (by Ichiro Nagata)
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Webley Mark VI Revolver
 イギリス軍用リボルバー!
 今回のGUN BOXは少し変わったのを出してきました。 ウェブリィーMkIV リボルバーなのですが、日本ではエンフィールド・リボルバーの方が金属モデルガンの頃からあるのでイギリスの軍用リボルバーというとそっちを連想しますが、日本ではあまりお目にかからないMkIVリボルバーを紹介しますね。


ウェブリィー・Mk VI リボルバーの左側面!


こちらは右側面!
 このガンを初めて持った時に感じたことはまず ”デカイ’事です。(笑) 私もついエンフィールド・リボルバーと比べてしまうのでそのつもりで見るとエンフィールドより一回り大きく、重いリボルバーで、口径は455、つまり45口径のリボルバーなのです。 第二時大戦の映画でイギリス兵がリボルバーを持っているとしたらたいていこのガンのことが多いです。


ウェブリィーの刻印


455の口径表示!


MARK VI の刻印


反対側にもあるプルーフ・マーク


シリアル・ナンバー!


トリガー・ガードのつけ根にも!


もちろんシリンダーにも!


バレルにもシリアル・ナンバー!
 このガンはそれまでのMkV リボルバーに変わって1915年から英軍に正式採用された物で1921年までウェブリィー&スコットで生産されていたのですが1921年からエンフィールドのロイヤル・スモールアームズ・ファクトリーで生産されるようになりました。 1932年にエンフィールドNO.2 MkI の38口径リボルバーに正式の座を譲りましたが、第二時大戦になっても455の方が威力が大きいのでウェブリィー・リボルバーはそのまま広く使われたのです。


ハンマーを起こすとトリガーはここまで下がります!


リヤ・サイト!


トップ・ブレイクしたところ!


バレルのヒンジ部分!


ハーフ・ムーン・クリップで45ACPを!


ライフリングはこんな感じです!
 たぶんこのガンもそうだと思うのですが、戦後たくさんの払い下げウェブリィー・リボルバーがアメリカへ輸入され販売されたのですが、オリジナルの455というリボルバー・カートリッジはアメリカではポピュラーではないので大部分のウェブリィー・リボルバーはハーフ・ムーンもしくはフル・ムーン・クリップを使って45ACPを撃てるように改造されたのでした。 改造といっても簡単でシリンダーの後ろとエジェクターを1mmほど削り落としてあるのです。 それはもちろんクリップの厚みの分、カートリッジのリムが飛び出るのでそれに対処したわけです。 多少ボアが緩くなる訳ですが、アメリカの45ACPの普及率は大変な物ですからそれが撃てるとなれば売れ行きにも差が出るというわけですね。 そういうわけでこのリボルバーもシリンダーの後ろが少し削り落としてあります。 銃の骨董価値からするともちろんオリジナルの何の改造されていない物の方が値打ちがあるわけですけどね! シリンダーの後ろにはシリアルナンバーの刻印があるのですが、それが消えてしまっています。


バラせる所までバラして見ました。


トリガーとシリンダー・ハンド


変わった形のハンマー!


短いシリンダー!


軍用なのでランヤード・リング


銃口部分です!
 *おまけ ウェブリィーとインディー・ジョーンズ
 今回なぜウェブリィー・リボルバーを出してきたかというと、実はインディー・ジョーンズの4作目が公開される前にGIBBONSでウェブリィーと1911を貸し出したと聞いていたのでどんな風に使われるのだろうと楽しみにしていたのです。 では映画公開にあわせてこのリボルバーを紹介しよう!と思ったのでした。 しかし公開されて見に行ったら1回だけほんのチラッとしか映らなかったのでがっかりでした。 映画館で「え?これだけかい?」と声を出しそうになりましたよ。(笑) 皆さんはごらんになりましたか?
 Indiana Jones and the Raiders of the Lost Ark
というわけで4作目では出番があまり無かったウェブリィーですが、3作目ではちゃんと映っていましたね! 1作目、2作目では昔ガン誌で紹介されたのを覚えてらっしゃる方もいると思いますが、ステンブリッジ社からS&Wのリボルバーのバレルを少し切り詰めた物が使われました。 なぜ切り詰められたかは?ですけどね。


インディーが使うのはS&Wのリボルバー!


先が切り詰められています!
 Indiana Jones and the Last Crusade
 3作目からはウェブリィー・リボルバーに取って代わっています。 あまり出番は無いのですが、後半でまた少しだけ出てきます。 大戦中の話なので色々なドイツ製銃器がけっこう出てきて楽しめました。 


ウェブリィー・リボルバーを持っています!


トップ・ブレイクしようとするインディー


シリンダーにシリアルナンバーがあります!


これなどは最近の映画ではぜんぜん登場しないですよね!
 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull
 ここからは少しネタバレですが、4作目は3作目から13年後という設定で1957年の話なのですが、この映画ではたくさんのロシア製銃器が出てきます。 最初AK47が出てきた時は1957年だからか!と思っていましたが、その中に混じってAKMも出ていました。 それがどうも気になっていて家に帰ってからさっそく調べてみたらAKMはやはり1959年からということがわかり、少し登場が早かったようです。(笑)

 後のほうでブローニング・ハイパワーが出てくるのですが、これもスライドにエキストラクターが見えていたので「う〜ん、これも少し早いのでは?」と思いながら見ていました。(笑) ハイパワーで最初に露出型エキストラクターが付いたモデルはModel of 1962ですのでこれも少し早いですね。

 まあ知らない人が見れば別にどうでも良いことなんですけどね!(笑) 映画のあらさがしはこれくらいにして、映画自体はもちろん十分楽しめるものでした。 いつものように少し脱線しましたが、まあご勘弁ください。
関連記事・・・・・・・ インディー・ジョーンズのプロップ・ガン/Goods のページ
 *おまけのおまけ


中田製エンフィールド・リボルバー


ウェブリィーのモデルガンもあったのだ!
 金属モデルガンのエンフィールド・リボルバーをご存知の方は、その銃身を切り詰めグリップをラウンド・バットにしたウェブリィー MkII リボルバーというモデルガンがあったのをご存知でしょうか? 今回ウェブリィー・リボルバーをレポートするにあたり、そういえばそんなのがカタログにあったなあと思い調べてみたのですが、38口径のそのようなリボルバーは実は存在しないのですよ! 確かにウェブリィー MkVI リボルバーをスケール・ダウンした38口径リボルバーはウェブリィー38 Mk IV というものがありますが、エンフィールド・リボルバーのフレーム構造でウェブリィーというリボルバーは見当たらないので当時は良く似た形なのでバリエーションを増やす為にでっち上げて作った物ではないかと思います。 実際のウェブリィー Mk II リボルバーは455口径で1894年から1897年まで英国の正式でした。 



ウェブリィー38 Mk IV リボルバー


これがウェブリィー Mk II リボルバー
 実際にこのウェブリィーMKIIリボルバーというモデルガンを店頭で見かけた覚えはぜんぜんありませんでした。 ちなみにモデルガンのエンフィールドNO.2 Mk I についているあのプラグリップは実際はNO.2 Mk I *(ワン・スター)というダブル・アクション・オンリーのデホーンド・ハンマー・モデルのグリップなのですよ。 普通は古いS&Wのサービス・グリップのようなウッド・グリップが正解なのでした!



エンフィールドNO.2 Mk I リボルバーのグリップは
ウッド・グリップが正解です!


ダブルアクション・オンリーのモデルが
このグリップなのです!
 今回はちょっとなじみがあまり無いウェブリィー Mk VI リボルバーを紹介しました。 次回もちょっと変わったのにしましょうか?(笑)

                                                  8/4/2008
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